「飛んで来～い」
お父ちゃんに放られて、ヤマトが天井に頭をぶつけてしまいました。
「へへへ、おでこが擦り剝けちゃったよ」
天井に当たった部分の小さい羽根が、何枚かまとめて抜け落ちたのです。
「少し白く見える所だよ」
幸いヤマトに怪我は無くケロリとしていたのですが、お父ちゃんは平謝りでした。
「鳥は放らなくても飛べるんだから注意してくれないと困るわ」
頭を強く打っていたら、大変な事態に陥ったかも知れません。
運動させるのにも、加減に十分な注意が必要です。
「実はお母ちゃんが一番怒っていたんだよ」
「僕は自主的に飛び回るから心配は要らないね」
（ハルの小さな頃からの動画集を作りました）
「僕は飛ぶのが上手なんだ」
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